■フィンランド オーロラ観測のたび
会社の友達となぜかフィンランドに行くことになりました。
目的は「オーロラ」です。「オーロラ」。
久しぶりの海外旅行でテンションも上がるよ☆
いちにちめ | |
ふつかめ | |
みっかめ | |
よっかめ | |
いつかめ | |
むいかめ |
【いちにちめ 1月17日】 ■起床 04:45 寝たのも遅かったし寝坊の恐怖から、深い眠りには付けず。 外は真っ暗。ちらほら雪も降ってるよ。 ■バス停にて 06:00 家からバス停まで普通に歩いて5分だけど、オヤジが車で送ってくれるという。普段ならちょっとうざいけど、荷物が重いのでありがたい。 時間があったので多少無駄話をして、車から降りた。 車を止めていたのは国道へ出る小さめの道。うちはもう車降りたのに、おとんはまだいる。まだいる。。まだいる。。。 車から降りてきたよ・・・(゚Д゚;)。 「まだバスは来ないのか」「遅れたら次はいつくるんだ」 久しぶりに海外旅行に行く娘が心配でたまらないらしい。そしてそんなオヤジに余計な心配をさせないため、同行者二人が男だとは口が裂けてもいえない。ああ、オヤジ、うちの行き先は間違ってもニュージーランドじゃないぞ。 ■新千歳空港到着 07:00 バスは5分遅れでやってきた。その後は順調に運行。高速バスは楽チン。 朝一のヒコーキに乗る人が多いのか、結構込んでた。 ■仲間らと合流 07:10 オレンジのダウンコートを着てるカレがまぶしかった・・・。 ■関西空港へ向けて出発 08:00 さよならさぽーろ。いざフィンランドへ。その前に関空へ。 Aが優雅に旅行したいというので、千円払ってJAL YクラスからJクラスへ。 Jクラスででてきたお菓子、素材(小麦粉)の味しかしなかったYO。 ■関西空港に到着 10:10 定刻より10分早くついたのに、すでに「フィンランド航空をご利用のお客様、最終案内をいたしております・・」のアナウンスが。マジ??早くねー?? 空港で酔い止め買おうと思ってたのに〜。ほかにも何か買おうと思ってたのに〜。チェックイン後、なんとか海外旅行傷害保険だけは入っておいた。これで何があっても安心。 ちなみに、海外旅行傷害保険加入自動販売機は、新札は受け付けていなかった・・・。そんなこと当然知る由もないので、フツーに手続きを進めていき、お金を入れるときに「あ。。。」となり、急いで近くにあったスタバへ行き両替してもらったが、時すでに遅し。手続きは最初からやり直しとなった・・。ぐふぅ。 ■フィンランドへ向け出発 11:15 バカは高いとこが好きなせいか、旅行へ出発〜の勢いのせいか、テンション高。ヒコーキは北上を続け、札幌の上空を・・・。( ゚Д゚)ハァ?札幌の上空??上通るなら拾っていかんかい!とキレつつも、ユーラシア大陸空域へ。 ユーラシア大陸のおそらく中国やロシア上空は、冠雪した山がずらーーーーっと連なってて、めっちゃキレイだったわー。にょろにょろ蛇行するほそっこい川とか・・・。水墨画の世界でした。 おにぎり、そば、スパゲティと主食ばかりのランチや、なんともいえないディナーを堪能しつつ、ヒコーキは一路フィンランドへ。楽しみにしてた機内映画は「MR.3000」というわけのわからん映画と、織田裕二主演「T.R.Y」だった。どっちもみなかったけど、T.R.Yは「れぼりゅーしょーん!」や「ていくうぇぽーん!!」などうるさかった。字幕と映像だけみてても、つまらなさそうだった。 ■フィンランド ヘルシンキ空港へ到着 15:00 10時間ほどヒコーキにゆられフィンランドの首都ヘルシンキに到着。時差7時間なので、晩飯食ったあともまだ昼。 ヘルシンキの街は、雲りのせいかどんよりしたかんじ。イギリスっていっつもこんなんなのかなー、とか思う(※イギリスには行ったことありません)。 これからロヴァニエミに移動。移動が多いのはつらい。 ロヴァニエミ行きのヒコーキは15:40搭乗開始。急がなきゃー。急がなきゃー。 でも空港の表示はフィン語&読めない国語&英語。よくわかんねーっつーねん。しかしフィンランド航空のパンフをよく読みなおかつ表示の絵で方向を理解したAさんのおかげで、無事搭乗口に到着(チェックインは関空で済ませていた)。急いだのに出発が遅れていた。ほっ。 ロヴァニエミ行きのヒコーキでもオーロラが見られるらしいので、搭乗の際はすばやく右側の窓側確保。濃霧&雪のためオーロラは見られなかった。残念。国内線でも軽食がでたよー。うれしー。 ■ロヴァニエミに到着 17:50(適当) ロヴァニエミ空港はいかにも地方空港ってかんじ。小さい。小さいよ。こんなに小さい空港初めて。サンタクロース村が近くにあるため、空港もなんかイルミネーションとクリスマスの飾りで彩られててきれい。でも、年中クリスマスってのも疲れるかもね。 本日の目的地であるルオスト行きのバスがヒコーキの到着にあわせてあるはずなので探す。 空港の中もせまいけど、空港の外もわかりやすい。バス乗り場こちら、っていうほうから出たら、バスが5台くらいわかりやすく並んでいた。それぞれのバスに行き先は書いてあるけど、間違ったら怖いので念のため聞いてみる。バス確認!ヨシ! 外にはクリスマスっぽくトナカイのイルミネーションが。かわいー。雪だるまもいるよ。かわいー。 バス待ちのあいだ、よくわかんない中国系の女の子に話しかけられる。しかし、脈絡のない会話が苦手なわたしには、何を言ってるのかさっぱりだった・・・(Tさんによると、連れとはぐれたらしい)。 ■ルオストへ出発 18:30 バスに乗ってまたまた移動。本日、朝空港までバス移動、ヒコーキを二つ乗り継ぎ、さらにバス・・。移動しすぎです。さすがに疲れてきたよ。 バスは往復30ユーロ。安いのか高いのかもわかんないよ。 田舎らしく道には何もない。途中サンタ村らしきものだけが存在を強調していた。 ■本日のお宿<スカンディック>到着 20:00 バスのおっちゃんに明日何時ころどこに来るのか確認。 うちの英語が悪いのか(いや、悪いんだけど)、おっちゃんに意図があまり通じてない。 何時に来るの?って聞いてるのに「OK〜!!」とか言われる。ツライ。 そういえば機長も空港のアナウンスも英語がかなりなまっていた。フィンランドでは英語が通じるって聞いてたけど、実はめっちゃなまってるのか?それはツライ・・・。お互いの英語が聞き取れないってのは最悪だよ・・。 宿に入るとそんな心配も杞憂に終わった。受付のおねーさんは英語がフツーに達者だった。ほっ。 予約したのはコテージなのでとりあえず荷物をおきにいく。コテージはホテルからは300Mほど離れたところにある。夜はわかんなかったけど、朝見たらスキー場の目の前がコテージだったよ。長期滞在してスキーやるにはばっちりってかんじ。 部屋のなかはこじんまりとしたなかに暖炉があっていいかんじ。入った途端にあったかいのがうれしいよ。荷物を置いて少しゆっくりして、とりあえず腹が減ってるのでホテルにあったレストランにメシを食いに。 とりあえずメシに金は惜しむな!ってことでオープンバーガーだかなんだかってものを頼んでみた(17.40ユーロ)。肉を食わないと力はでない。 バーガーっていうからてっきりバンズ付かと思ってたけど、ただの肉と野菜だった。多少硬かったけどうまかった。こっちの食事にはパンが備え付けで出てくるのか、うれしい。おいしい。 ■ご就寝 23:00 食事を終えてとりあえずシャワーあびて就寝。 みなオツカレのご様子で、ぐすーりでした。ちなみにAさんはかぜで体調がすぐれず早々のベッドイン。 そしてTさんは3時間おきに目が覚めたそうな。 ちなみにうちも何回か目が覚めたけどね。でもぐっすり眠れたよ。 |
【ふつかめ 1月18日】 ■起床 7:00 朝食を食べにホテルまで。 バイキング形式の朝食なんだけど、パンの種類が豊富でうまい!昨日の晩メシよりうまいわー。ヨーグルトもうまかったよー。でもヨーグルト取りすぎてジャム入れすぎて甘くてちょっとくどかったよ。なんでもほどほどが一番。 本日はアメジストツアーの予定。ツアーはチェックアウト後の時間なのでスーツケースが邪魔になる。フロントのおねーさんに行ったら、スーツケースおいといてくれるってー。よかったー。きっとオッケーだと思ってたわ。 ■アメジストショップへ 9:00 とりあえずスーツケースを置こうが何しようがツアーできないと意味ないので、具合の悪いAさんは先に帰し確認のために店へ。 ・・・フロントでオープン時間確認したのに、店は10時からだった。ショック。無駄足だよー。しょうがないのですごすごと引き返す。 ■チェックアウトします。 10:00 荷物をおいていざツアーへ。ツアーはたしか10時半くらいからだと思ってたのだけど、行ったら11時半からだと言われた。それにしても、店員のねーちゃん、なぜにあんなに機嫌が悪そうなのか。ヽ(`Д´)/キーッ。 ツアーまで時間があるので、近くのホテルのロビーで時間をつぶすことに。なんといってもこの街、田舎すぎて何もない。ホテルのロビーで時間をつぶすくらいしかできないのさ〜。 ルオストトゥントゥリという名前のホテルのロビーで休憩。ロビーの横にプールが・・・。サンパレスを思い出す。 ■アメジストツアー出発 11:30 そろそろ時間なので再度ショップへ。 金払って、なんと読んでいいかわからない乗り物にのりいざ鉱山へ。お客はうちらにおばさん一人だった。それにしても揺れる。ガタガタ揺れる。20分くらい山道を走って、車を乗り換え。乗り換え地点でさらに客が増える。どうやら車で来たらしい。 乗り換え地点は雪で真っ白。白と黒以外の色がないよ。幻想的な世界が広がっていました。そしてそっからスキーで滑降していく人が・・・。どうやって戻ってくるんだろう。リフトなんかないよ。ここ。 乗り換えてから5分くらいで鉱山の入り口に到着。鉱山の入り口付近もなにもない。きっと晴れてたら眺めがいいんだろうけど、運悪く天候は吹雪のためなにも見えず。天気が悪いと景色はおがめないし写真の写りもイマイチなのでキライだよ。 鉱山の入り口のちょっと上に小屋が。小屋でアメジストの歴史とか、鉱山内の注意とか話してくれた。フィンランド人とそれ以外の国の人がいるので、フィン語と英語で説明。とりあえず何をゆってるのか・・・なんとなくわかったけど、説明はできないわ。脳内で日本語へ変換することができません。 そうそう、アメジスト 1センチできるのに100万年かかるのはわかったよ。でも、うちは日本の人口を説明するのに 1billion(10億)、って言って訂正された人間だから当てにならないよ。欧米系の数字の考え方と日本人の数字の考え方は違うから、難しいんだよ。 なにはともあれ説明も終了しツアー出発。採掘場はなんというべきか・・・ 。ちっちゃい掘り場にみんなで集まって掘り掘り。なんか、ちんけなのだとわりと見つかる。色も薄くて純度も低いのだけど。何個か手に持ってると、ツアーガイドが「見せてごらん」と言ってくれて「これはわりといいの。」とか「これはイマイチ」とか教えてくれる。 その後しばらくまた掘っていたら、「これ結構いいよ」とうちが割りと純度が高いの掘り当てたようで感激。横にいたおばさんに見せて「こんなの探してごらん」とか言ってたよ。ちょっとうれしい。純度が高いのが以外と色が真っ黒なヤツだったので、改めて探していたところで時間終了。みみっちかったけど、楽しかったYO。 帰りにまたなんともいえない乗り物に乗っていると、一緒に乗ってるおばさんがなんかゆってる。あー、野生のトナカイだよ。ニ頭いたらしいけど、うちは一頭しか確認できなかったわ。かわいいね。明日、食べるんだけどね。 ■ヒマ 14:00 バスは15:00なので宿で時間を持て余してます。 Aさんはまだ体調が悪いようで寒そう。昨日は暖炉にも火が灯っていたのに、まだ昼のせいか暖炉も消えたまま。 ここで、寒いし小腹もすいたのでだれもいなくてガラーンとしたランチでも取ることに。スープ飲んだら温まるしね。 なんとかとなんとかっていうきのこのスープを頼む。昨日とおんなじパンがでてきたのだけど、焼きたてでうまーい!!感激! ■ロヴァニエミに出発 15:00 昨日とおんなじバスのうんちゃんでロヴァニエミに出発。 乗るときに昨日買った往復チケット渡すのだけど、Tさんチケット見つからず。どこを探しても見つからず。なんだかとっても以外な場所からやっとでてきたよ。大事なものはきちんと管理しておきましょう。フフ。 来るときは寝てしまったので、帰りはがんばって起きていようと思ったのだけど、やっぱり何もなさに耐えられず寝てしまった・・・。気がつくと、またサンタ村が存在感を強調していたよ。 ■ロヴァニエミに再度到着 18:00 駅に連れて行ってって言ったら、鉄道のつもりだったのにバスターミナルに連れて行かれた。ロヴァニエミの街は暖かさのせいで路面がツルツル。うんちゃんに「すべるからタクシー使いな!用意してやるよ!」と言われるも「近いからいいの」と断る。 とりあえず場所はわかっているものの、方向がわからない。近くをみても通りの名前も書いてない。今日はオーロラツアーの予定で迷うわけにはいかないので、バスの待合所にいた人に聞いてみる。 おねーさんは地図をマジマジとみたあげく、「ここに住んでないからわからないの。聞いてきてあげるわ!」と従業員エリアっぽいところに。いいのか。おい。するとおねーさんはうちらを乗っけてきたバスの運ちゃんに道を聞いていた・・・。ちょっと恥ずかしかった瞬間。 バスの運ちゃんが道を教えてくれたので、重い荷物をかかえ宿へ。途中、KKKSuperMarketの文字が・・・。KKKって!ってかさっきみかけたのはKKKKでKが一個足りないけど?気になるけど、とりあえず宿へ。 宿はバス停からわりと近くにあった。荷物をおいて、食料がないのでスーパー(KKK)に買い物へ。外国のスーパーはどこも一緒だな、と実感。その後オーロラツアーの待ち合わせ場所であるホテルへ。ツアーはキャンセルになることもあるので、その際は掲示板に張り出されるらしい。曇ってるし暖かいし、キャンセルかなーと思ってたんだけど、張り紙は一切なし。やるのか?おいやるのか??と思ってたら、バーのカウンターに「本日はキャンセルです」の掲示が・・・。ねぇ、そこって掲示板じゃないから。 キャンセルにがっかりしつつも、この天気じゃしょうがないねー、とすごすごと宿へ逆戻り。その前に、空腹なので世界最北のマックでお食事。某サイトにてフィンランドのマックはうまい、と聞いていたが、なかなかうまかったよ。モスのほっとチキンバーガーみたいの頼んだんだけど、肉はカラッとあがっててさくさくだったよ。ちょっとスパイシーで。 ■夜は長いよ 20:30 何もすることがないので宿に戻る。でもまだ21:00前・・・。貧乏性のせいか、よっぽど眠いとき以外では早い時間に寝るのは好きくない。でもAさんは体調がまだ優れないため、早々に寝てしまった・・・。とりあえず次の日の予定があまり決まってなかったので、予定立て。予定はたいして決まらなかったが、Tさんの意向は無視し(あとから聞くと本人も楽しんでいたらしい)、人生について語り合う。修学旅行の夜を思い出すような、有意義な時間であった。でもな、眠かったら言ってくれよな(笑)。あとから「実はあのときちょっと眠かった・・・」って言われるとー、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいに。。。 |
【みっかめ 1月19日】 ■起床・朝食 8:30 ここも朝ごはんつきなので朝は楽チン。パン・野菜(サンドイッチ用?)ヨーグルト、ってかんじ。昨日の食事と比べるとランクダウンは否めないわ。あるだけマシなのだけど。 サンタ村にはあとから行くことにしてたので(夜のほうがきれいそうだから)、とりあえずArktikumに行ってみる。ほかにみどころもないし、バッパーのおばちゃんがおもしろいって言ってたので。 ・・・。つまらん。 たとえ英語がバッチリであってもつまらん・・・。 しかも、両脇には扉がたくさんあってなかになんかあるのが見えてるのだけど、どの扉も閉まってる・・・。 せっかくお金も払ってるししょうがないのでのんびり見て、扉もひとつひとつ開けてたら、あいてるのがあった。あれ?と思いながら中を見る。中は外よりは多少おもしろい。 フィンランド人の昔の生活や生態系、自然についての展示などがあって。 中もまた見終わったので外をうろうろしてると、かちゃっ、かちゃって音が。おい、、、さっき閉まってた扉開いてるよ・・・。今開けたのかよ!ヽ(`Д´)/キーッっと思いつつも、中を見てみる。うん、多少満足。多少ね。でも所詮博物館ですから。つまんなかったよ。 その後はとりあえずメシに。その辺のメシ屋を探すがなかなか見つからない。ロヴァニエミ市内はたぶん天気のせいだけじゃなくなんとなくしょぼい。うちは別に大きな街は好きじゃないし、お店がたくさんあるところが好きだってわけでもない。でもしょぼい。いうなれば、北海道の田舎町(失礼)みたいなかんじ・・・。 うろうろしているうちに、PIZZAとかかれたカフェ発見。ほかに見つかりそうな気配もないので入ってみる。 昼ころなのに、それほど込み合っていない店内。とりあえずあいている手前の席に座り、メニューを見てみる。 ・・・。全部フィンランド語だぁ♪ みるからにフィンランド語がわからなそうな外国人三人組なので、店員さんが気を利かせてくれて英語のメニューを持ってきてくれた。 メニューにはいろんな金額のピザがあるけど、どれを選んでもドリンク付で6ユーロらしい。あら。おやすいのね。しかもサラダバーと紅茶・コーヒー付。あら。ステキ。 しっかし、でてきたピザを見てびっくり。でかすぎだって。これ。Mサイズくらいあるんでないの??ひとりじゃ食えねーって。「ちょっとでかいね、これ」って言ったら「残ったら包んであげる」って言ってくれたよ。親切親切。 当然食いきれるわけもなく、みんなで仲良く半分ずつくらい残したよ。フィンランド人、食いすぎだって。 ■サンタ村へれっつらごー 13:00 腹も膨れたので8番のバスに乗ってサンタ村へ。サンタ村は終点付近らしいのでしばらくは安心。都市間バスとは異なり、細い民家のある道をどんどん走っていくバス。こんなに民家たくさんあったのねー。大きな通りからはさっぱりわからなかったわ。 サンタ村に到着すると、そこはさすが観光名所。みやげ物やばっかり。でも外観はイルミネーションがキラキラしてきれいだよ。うろうろしてたらサンタのいる建物に。フィンランドはサンタクロースのふるさとなのだ(ホントに)。 サンタと写真を撮るにはなんと17ユーロもかかるので迷ったけど、Tさんと「せっかくきたから・・・」と撮ることに。Aさんは「僕はいいわ・・・」と冷たい心で拒否ったよ。 前には日本からきた観光客の夫婦がいて、サンタとおしゃべり。このサンタ、日本語がぺらぺららしく、その夫婦に「アナタはイイコにシテマスカ?ソレハふぁいなるあんさーデスカ?」ととっても世俗的なセリフを発言。それは知ってても言っちゃいけない言葉だよ、、、サンタ。。。 自分らの番になったので、テケトーにおしゃべりして写真を撮ってもらう。自分的に、写真映りが悪くて不満。そして、サンタとなにしゃべったかはあまり覚えてない。青森に住んでたとか、なんとかかんとか・・・。 サンタの部屋はそそくさと去りお会計へ。そこでなんか「サンタからの手紙」みたいの申し込めるから思わず申し込んじゃったよ。忘れたころに届くといいな。覚えてるとなんだかショック。でも自分、覚えてそう・・・。友だちの分申し込むべきだったんだろうけど、準備がテケトーだったうちはアドレス帳を持って行ってなかったよ。残念。 その後サンタ郵便局を発見。ここがなぜかなかなか楽しくて。切手が割りと好きなうちは切手をジーッと選び、こっから送るとクリスマスにカードをとどけてくれるので、みんなカード選んだりメッセージ書いたり。まぁ、うちはアドレス帳忘れたからアレだったんだけどね・・・。 ついでに、全国各地から届いたサンタへの手紙も公開中。サンタ宛の手紙には自分の写真を貼る子供多数。そんなにアピールしたいのか。 切手をずーーっと見てると、向こうから「・・・ムーミンセット?」と行ってるのが聞こえてきた。なに?ムーミンセットだと?見せろ!とのことで見せてもらう。切手だけのセットとポストカードと切手のセット。かわいい。ウフ。 郵便局で一番時間をつぶして、そろそろバスの時間。ああ、でもバスまでちょっと時間がありそうなので、オーロラツアーの会社に電話して今日のツアーはやるのか聞いてみよう。 どっかに公衆電話があったのを覚えていたので行ってみる。 ・・・。コインは使えないらしい。 クレジットカードを使えるような絵柄(笑)が書いてあったので、入れてみる。 ・・・。とても通話OKとは思えないような音が電話から!マズイ!とのことでカードを取り出す。 しょうがないのでおとなしくバスの時間を待つことにする。その前にトイレへ・・。 トイレからの帰りに正確なバスの時間を確認してみる。・・・ん?これ、今じゃん・・・。もう間に合わねぇよ!! 念のためバス停に行ってみるも、人やバスの気配はナシ・・。時間は5分遅れくらい。もう行っちゃったのかまだなのかよくわからないのでそばにいた人に聞いてみる。 「あー、なんかね。3分くらい前にバスが行っちゃったよ?」 Σ(゚д゚lll)ガーン・・・。あと一時間待つ羽目に・・・。乗り物の時間は正確に確認しようと誓った。ああ、誓ったよ。 かなり時間ができてしまったので、テレホンカードを買ってオーロラツアーについて聞いてみることに。 とりあえず電話してみると英語・・。「日本語話せます?」と聞くと「だいじょうぶですよー」と軽いおっちゃん的な人だった。 このおっちゃんがくせもので、うちは「昨日のツアーはキャンセルになったけど今日はやるのか」ということを聞きたいのに、「お客さん東京で予約しましたよね?」「昨日のツアーと違ってタクシー予約してるんでやります」(的ニュアンス)なんか、こっちの聞きたいことと向こうの回答がかみ合わない。正直この日も見られなさそうな雰囲気が全開の天気だったので、その辺遠まわしに聞いてみたのだけど、全然響いていない。とりあえずわかったのは今日のツアーは雨が降ろうが槍が降ろうがやるってこと。昨日やってないのでそれはそれでヨシとするが、ツムラーレ、もう絶対世話にならんけど、絶対二度と利用しねぇ。対応がなってなーーーーい!!ヽ(`Д´)/ムキーッ ■やっとこさバスに乗る 16:00 一時間遅れでバスに乗れた。 時間的に暗くなってきてて、イルミネーションがきれいになってきたのでちょうどよかったと自分を慰める。 ■オーロラツアーに行く! 19:00 ツアー用のタクシーが宿まで迎えに来てくれ、ツアーへ出発!ツアーのおにーさんはさわやか系の結構若い人だった。 しかも、ツムラーレの対応があまりにイマイチで、「んで?どこ行くの??」とか万が一聞かれたらどうしよう、とか思ってたのだけど、その辺の話はちゃんと通じていたようで、「今日はこれから北のほうに行くけど、あったかいし曇ってるし、この天気だからちょっと見られるかわかんないな〜」的なことを言ってくれた。話が通じてる時点で安心です。ハイ。 車は北へ北へ北上。正直どの辺走ってるのか不明。 うちらがフィンランドへ来てからずっと天気が悪いので、前にオーロラ見られたのはいつか聞いてみると、「3日前」とのこと。うちらが出発する前日じゃねぇかよ!!しかもかなりきれいにみられたらしい。ヽ(`Д´)/キーッ 週間天気予報でうちら滞在の初日や二日目にあった「晴」マークが前倒しになったんだわ〜。口惜しい〜〜!! そうこうしているうちに第一ポイントへ到着。寒い!そして何もない!! 空を見上げても見上げても雲、雲、雲・・・。移動しました。 またしばらく走って第二ポイントへ到着。第二ポイントは森の中。普段は野生のトナカイなんかもいるらしいけど、今日は全然いない。ヽ(`Д´)/キーッ 唯一見られたのは雲の切れ間から月が・・・。ちょっとうれしかったけど、月見に来たわけじゃないしね。。。 おにーさんに「ヒコーキで10時間かけて雲見に来たよ、ハッ」とか行ってしまったよ。ケッ。でもおにーさん話好きで、いろいろ話してくれて楽しかったよ。おにーさんにフィンランド語二つ教わりました。 「きーとす(ありがとう)」と「へいへい(ばいばい)」 これだけは覚えておきます。きーとす。 そしてもうもどらないといけないので、戻る途中で第三ポイントへ到着。相変わらずなにも見えず。フフッ(乾いた笑い)。結局なにも見られず、おにーさんは「見られなくてごめんねー」と言ってくれたよ。おにーさん悪くないのにその気持ちがうれしかったよ。 おにーさん、若いのに話し方が気さくなせいかおっちゃんと話してる気分だったよ。でも楽しかったわー。それなりに。 |
【よっかめ 1月20日】 ■起床 朝食 7:30 朝早起きしてシャワー浴びた。目覚まし鳴る前に起きてとめると忘れてたので、しばらく鳴り続け隣の部屋にいたTさんに「このベルの音は妄想か・・」と悩ませてします。すみません。 変圧器をわざわざ買ってきたのでドライヤーを使う。・・・こげくさい?? ドライヤーを止めようとするがスイッチが動かない!なんで!?スライド式なのに!! 動かなければ動かないほどあせる。中国のホテルでスタッフが飛んできたことを思い出す(ドライヤーは隠してしらんぷりした)。スイッチはどうやっても動かないのでコンセントを抜いた。原因は根元から断つ。これ、基本。 あとからAさんに相談すると、変圧器の最大出力(?)が1000ワットだったのに、ドライヤーの最大出力が1100ワットで、変圧器で対応しきれなかったらしい。悲しい出来事だった・・・。ドライヤーは邪魔なのでBPのゴミ箱に捨ててきた。すみません。分別、必要でしたか??ドライヤーではいつもいいことがないような気がする。 ■バス停へ 8:50 荷物をまとめてバスステーションに行くよ。今日はサンポツアーの日なのでケミに移動だよ。 時間近くになってもなかなかバスが到着しないので、不安になって中の人に聞きに行ったところでバス到着。古い。古いよ。 田舎の温泉旅館の送迎バスを思い起こさせるよ(悪い意味で)。 ■ケミ駅到着 10:30 とりあえず荷物が邪魔なので鉄道の駅を探す。あー、スーツケースがしまえそうな大きなロッカーがあったよ。ほっ。 2ユーロコインいれなきゃいけないロッカーなのに、1ユーロいれて大変なことに。フィンランド人に見られてたけど、なかったことに・・・。違うロッカーを使い、お金が入らなくなったロッカーは放置。 荷物をおいたあとは現金が足りなくなってきたので銀行へ。こんなちいさな街なのにきちんとお金交換してくれるのねー。すごいわ。 ■港へGO! 11:30 タクスィーに乗ってサンポ号のあるAJOS港へ。 サンポ号では旅行客のグループごとにガイドが一人ついてお世話してくれる模様。あらー。親切。だからお値段ちょっとお高かったのね。 ■サンポ号出航 12:00 出発と同時に船内ガイド開始。 JANNE(読み方不明)さんが船内を案内してくれます。 ブリッジやエンジンルーム、コントロールルームを案内してくれます。 船は1960年代に作られたとのことで、コントロールルームにあるラジオも当時のままとのこと。GPSも去年ようやく設置されたとアピール。そんなJANNEさん、Tさんの超小型デジカメを見て「こんなちいさいのみたことない!」と感激してました。あげたらもっと感激したかもね(笑)。 そうそう、JANNEさんに「日本にもたしか一個だけ砕氷船あったよね?」と聞かれたので、「ガリンコ号」の名を教えてあげました。 「garinko-go」って教えてあげたのだけど、「go」って何?と聞かれ回答に困る。たぶん、わかってくれたはず。 これから日本人がくるたびにガリンコ号の名前出してくれるかなー。そしたらうれしいなー。(でも、ガリンコ号の名前なんて北海道人じゃないと知らないと思うけど・・・) ■メシ 12:30 サーモンスープかトナカイのソテーを選択、ってことだったので、当然のようにトナカイソテーを選択。 トナカイのソテーは、細かいトナカイ肉とマッシュポテト、ちょっとおいしい木の実のジャム?とそしてなにか大量の油でした。 油がきつかったなー。あれはなんだったのか・・・。 メシも食ったので外へ出ていろいろ見てみる。 海は一面氷に覆われていれ、ドコドコドコドコ船は進んでいく。今日の氷の厚さは40センチくらいとのことで、あまり厚くはないみたい。 船首でタイタニックごっこをしようと思ったのだけど、風も強いし船の形からちょっと無理で残念!(笑)。 ■ぷかぷか開始! 14:30 オーロラを見られてない今、メインはぷかぷかです。 っていうかね。うちはね、ちゃんと予約のときに聞いたのよ。 「キッズサイズはあるか」って。身長147センチだけどサイズのあうスーツはあるかって。 Sサイズ、中肉中背の男性でちょうどってかんじなんですけど・・・。 まあとりあえず着ないと始まらないので着てみると、手はスーツの手首のところで終ってるし、なんとも動きづらい。いろんな人に笑われたよ。そりゃそうだろうなぁ。着て歩いてる姿は一体どんなふうだったんだろう。見たいような見たくないような・・・。 みんな装着完了したので、氷に覆われた海へ浮かぶため甲板にでる。甲板で写真を撮ろうとしていると、どこからともなく楽しそうな外国人が混じってきたので、誰だよ?お前、と思いつつも一緒に写真を撮った。カレは一体誰だったのだろう・・。しかし、そういう意味不明な出来事も楽しいのだ。ハハ。 階段降りて凍りついた海に降り立つ。 海のほうを見ると、すでにぷかぷかしてる人アリ。うわーい、やろやろーってことで現場へ直行。 海はどこまでもどこまでも真っ暗で飲み込まれそうなかんじ。氷で光を通してないからなのかな。いつもみる青い海じゃなくて恐怖すらかんじそう。 ぷかぷかは、氷と海の境目のところに座って、滑り台の要領で海に入る。 海に入るとスーツの浮遊効果で何もせずともぷかぷか浮かぶ。カナヅチで水に浮くことすらできないうちにはありがたい代物だわ。 勝手にぷかぷか浮かぶ感覚は始めてのもので楽しい。 しかし、一体どうやって思う方向に進めばいいのか?いろいろやってみるが、泳げないために水の中での動き方を知らないうちにはなかなか難しい・・・。 とりあえずテキトーに動き方を覚えるが、だんだん腰が痛くなってきたことに気づく。 そんなこんなしてるうちに、狭い空間にどんどん人が投入され、場はまるでいも洗い場のように・・・。 腰を痛めないためには、体を伸ばして寝る体勢を取ればよいことに気づくが、いかんせんそれではつまらない。腰痛もちのTさんは耐え切れずにすでに上がってしまった・・・。 なんとか楽な姿勢を模索してたんだけど、そのうち顔の隙間から海水が入ってきた。しょうがないので楽な姿勢の模索はやめた。 ←これが、こうなる→ イモ洗いも終了し、普段着で改めて海に出てみる。 氷は厚いはずなのだけど、いろいろ歩いてると「ミシッ」っていって足元が沈んだ。まさか割れたりはしないだろうけど、氷が割れて一人海の藻屑と消えることが頭をよぎる・・・。なので怖くて歩き回るのはやめといた。 氷の海のうえなのになぜか木が生えてて、それを近くまで見に行きたかったんだけど・・。 ぷかぷかも終了し、中でまったり。帰りのタクシーを呼び忘れてたので、スタッフに頼んで呼んでもらう。よかったー。ほっ。でも、案の定「今日なんで来たの?」「タクシー」「なのに帰りの手配しなかったの」「・・・はい」とのやり取りを行ってしまった。すいません、気のつかない女なんです。 ■サンポツアー終了 16:00 時間どおりにツアー終了。降りるときに証明書みたいのくれたよ。ちょっと立派でうれしい。 タクシーも5分後くらいにきてケミ市内に戻る。 んで、市内に戻ると言ってもどこに行こう??寝台列車に乗るまでは時間あるし、ご飯食べに行くって言ってもどこに店あるかわかんないし・・・。 しばらく悩んでいると、うんちゃんが何か言い出した。 最初は何を言ってるかわからなかったんだけど、どうも「snow castle」と言っていた。あらー、見られるのー?ってかそれ、町から近いのー?と聞くと近いというので見に行ってみる。雪のホテルとバーはまだ建造中。なのでバーのなかにもタダで入れた。期間中になると、たしか予約制で入るのにもお金がかかったはず。 ホテルには入らなかったけど、バーだけちょろっと入ってきた。なかなかキレイでごわしたわ。 ってか、うんちゃん、ちょっと写真撮ってくるから待っててって言ったのに帰りそうになってて焦ったんだけどね(笑)。 ちょうどよいことにタクシーが止まっているので、ついでにご飯がおいしいお店を聞いてみる。 んで、うんちゃんお勧めの店に行ってみる。 そこはホテルのバーみたいなとこで、パスタを頼んだんだけどお世辞にもおいしいとは言えなかったわ・・。うんちゃん、あんた、ここに酒飲みにきてるだけでしょ!!(怒) それにしてもこの国でパスタを頼むとスパゲティではなくショートパスタ、っていうか、ラピオリみたいのがでてくる。 ■駅に行く 18:00 ご飯も食べ終わったので市内をぶらぶら。どの店の入り口を見ても「18時まで」の文字が。 ぶらぶらしてるうちに18時になり、することもなくなったのでケミ駅に行く。 駅は夜になると無人駅になるので、長時間居座るにはちょうどよい。 列車には56番から乗るように言われたけど、一体それはどこなのか?ホームはひとつしかなく、単線なのでさぱーりわかんないよ。 ひとがあまりいないのをいいことに、待ってるあいだにスーツケースの整理とかしてたのだけど、待合所にいるなんだかあやしげなおっさんが突然こっちによってきてフィン語でなにか話しかけてきて、びっくりしたよ。 Aさんの話では、水を持ってたから水売ってるとこ探してたんじゃないか、って言ってたけど、酒臭いし格好がちょっと汚いし、怪しいことこのうえなかったわ。 ■サンタクロース号到着 19:35 サンタ号到着。車体に「Santa Claus Express」と書いてある以外はフツーの寝台車・・・。サンタの名前をつけるだけで観光客がよってくるんだから、なんてボロイ商売なんだろう。まぁ、こっちもそれにだまされているわけだが・・。 「三人用の寝台はとっても手狭」と聞いていてかなり覚悟していたのだけど、入ってみるとそうでもない。高校のときに乗った三人用の寝台と違い、高さもあるので割りと快適。中でスーツケースが開けるんだから十分だわ。 三人用の寝台ということは、、、場所決めじゃんけん!!一番上はとにかく高い。高さは1.8Mくらい? じゃんけんで勝ったうちは一番したゲトー。いえーい。そして二番目のAさんが一番うえをげと。上は高いけどスペースがあって広いのだ。 落ち着いたので列車内を探索してみると、なんだかこの列車動物も一緒に乗れるみたい。ステキー。 探索の目的は食堂車。マズイ晩飯をだいぶ残したせいでみんな腹減り。最初逆側に行ってしまったので、たどり着くまでにだいぶかかったよ。ホントは近かったのにね。 途中アジア系の人とすれ違い「あの人日本人かな?」と聞くTさんに「知らないよー、そうかもね」と答えると「すいません、って言ってた」とTさん。Σ(゚Д゚)それで日本人じゃなかったら何人(ナニジン)だよ! 部屋へ戻るとAさんはまた眠いと寝てしまった・・・。体調が悪いと大変やのー。健康に感謝。 |
【いつかめ 1月21日】 ■ヘルシンキ到着 7:00 最終目的地に到着いたしました。 ヘルシンキは南だから7:00でも明るいかな、、、と思ってたけど、外は真っ暗。 とりあえずスーツケースが邪魔なので預ける場所を探す。さすが首都の駅、ロッカーもだだっぴろいわ。 一体何回書いたかわかんないけど、腹が減ったのでメシ(笑)。 うちらが座った席の正面に朝からやったらいちゃいちゃしたカップルが座ってて、どうにもこうにも注目してしまった・・・。年齢は15歳程度にしか見えなく、ああ、若いころの恋愛ってステキよね、燃え上がっちゃうのよね、とジロジロ見ていた。カップルは相席となり正面に人がこようとずっといちゃいちゃしていた。それくらいでひるんではいけないのだ。そうだ。 ■ヘルシンキ観光へ出発 9:00 多少激しく吹雪いているヘルシンキだけど、街並みもステキだし観光しないと始まらないので計画どおりスオメンリンナ島へ。なんだか、世界遺産があるらしいよ。ここ。 フェリーが出るかどうか微妙なくらい吹雪いてたけど、船にはたくさん人が乗ってて。島を歩いてて気づいたが、この島、どうやらフツーに人が住んでいる。世界遺産あるのに・・・。昔は城砦だったみたいで、遠くまであるけば大砲とかもあるけど、なにせ吹雪。歩くのもツライ。インフォメーションセンターに行って見所を探そうとするも、インフォメ開くのは10時から・・・。ケンカ売ってんのかぁ(#゚Д゚)!! ・・・10時まで待ってさらに島内を観光する気力もない我々は、一路帰路へ・・・。さよならスオメンリンナ島。なにも見所がなかったよ。 ■市内観光 10:30 島から戻り近くにあるウスペンスキー寺院へ。寺院、いいねー。こういうのが見たかったんだよ。ほかの街は全然ヨーロッパっぽくなかったけど、ヘルシンキの街はステキな建物がたくさんでええわー。 寺院の中はたくさんの絵で飾られていてきれい。ええのー。次はヘルシンキ大聖堂へ行く。近いので歩いていく。ああー、でかい。でかいよ。なんかねー、こういう建物はあんま好きくないわ。次! 次は、電車に乗ってテンペリアウキオ教会へ。お金の払い方がわからなくて怪しい動きをしているとおっちゃんに、「前、前」と教えてもらう。どうやら、運ちゃんに直接払えばよいみたいだが・・・。どうやって? 降りる際になんとか金は払ったが、絶対あれタダ乗りできるよ・・・。でもよいこだからしないよ! 入り口がどこだかよくわからなかったけど教会に到着。中ではオーケストラの練習が行われていて、周りからみるだけとなってしまいました。でも、石造り、というか、洞窟みたいな教会はとってもきれいでした。オーケストラの演奏がいいかんじをかもし出しておりました。どうせだったらパイプオルガンひいててほしかったわ。ワガママ。 時間もなくなってきたのでその後はちょこっと買い物してメシ食ってヘルシンキ市内をあとにしました。基本的に都会はキライだけど、ヘルシンキは好きです。キレイキレイー。 ■飛行機が飛ばない 17:20 本来なら離陸の時間ですが、ヒコーキが飛びません。天候が悪いため着陸待ちのヒコーキだらけで乗り継ぎ便の客を待ってる状態みたい。っていうかさー。乗り継ぎ待ってるせいでうちらが日本についてからの飛行機に遅れそうなのですが・・・?遅れてる客なんて待たずにさっさと飛んじまいなー。 ・・・とグチグチ言ってはみたものの、結局離陸は18時半。普通に飛んだらもう乗り継ぎ間に合わない・・・。自腹払うのなんて真っ平なのでスッチーに聞いてみる。 スッチーA「入国審査の前にフィンランド航空のスタッフがいますので、遅延証明をもらってください」 スッチーB「こちらではなんともわかりかねます・・・」 スッチーBが正しかったです。はい。 ■オーロラが!! 20:30 あまちゃんが北の空にオーロラ発見!さすがマネーの鬼! すっかり諦めていたうちらはきゃーきゃーいいながらみてたが、周りの反応はあまりにも薄い・・・。・・・フン。最初のはすぐに消えちゃったけど、ちょっとしてからすっごく大きいのがでてきて充分に堪能できました。写真でみるようにきれいにカーテンになってたりうねってたりはしてなかったけど、なんにもない空に東から西へと空いっぱいに横断するオーロラはそれはそれできれいだったです。オーロラ見れなかったのが心残りだったのでホントよかったよ! |
【むいかめ 1月22日】 ■ 帰国です。 気づいたら翌日になってて日本についてました(実際はそんなこたないが)。 当然予定していた飛行機に間に合うはずもなく、そして気づけばすたすたと入国審査を済ませてしまった。 荷物受け取りのところになんだかカウンターがありなんかのスタッフっぽい人がいたので飛行機が遅延したことについて聞いてみると、 どうもそこで聞けばよかったらしい。スッチーめ・・・。 飛行機遅延なので、なんのお金を払うこともなく、別会社の一番早い便に振り替えてもらえました。よかったー。 その後とりあえずみんな別れ、マッサージに行ったり(サンポツアーで腰いためた)、本屋で立ち読みなどしたあと合流して札幌へ。 久しぶりの海外旅行も終了です、悲しい。 |