■ラブリーデイ

◇3月11日

行った場所:
コロニアグエル教会、グエル邸、グエル公園、カサ・アマトリェール

この日は昨日行きそびれたコロニアグエル教会へ。
この教会はバルセロナ郊外にあるので、初めてカタルーニャ鉄道に乗ります。が、これまた下調べ不足でまず持って駅がよくわかんない。よくわかんないってどういうことかよくわかんないと思うけど、とにかくよくわからないの。

そして、それ以前の問題で、また乗り換えを間違える。カタルーニャ鉄道に乗るにはどっかの駅で別路線に乗り換えしたあとにエスパーニャ広場駅でカタルーニャ鉄道にさらに乗り換えだったんだけど、別路線に乗り換えるために降りた駅で改札を出てしまうい。いくら探しても見つからない鉄道乗り場。見つかるわけないんだけどね・・。

コロニアグエル教会のある駅までは1時間くらいかかるのかな?と思ってたら、案外近かった。手前の駅で降りれば10回券のエリア内って言われたけど、さすがにこの方向音痴でそれは危険、と思いガイドブックどおりの駅で降りる。

この日はすごく天気がよくて、単純なので天気がいい日はU2のビューティフルデイが脳内流れたりするのだけど、ラストに差し掛かって「What you don’t have you don’t need it now」の部分を聞いてて「あ〜、今持ってないものは必要ないものなんだよな〜〜。そうだよな〜〜」とか考えてたけど即座に冷静になり「いや!いるものだって持ってねぇよ!!」となる自分。まだ煩悩や欲深さは捨てられません。

さて、コロニアグエル教会は聞いてたとおりのかわいらしい教会!ステンドグラスはもちろん、椅子や内装もステキすぎる。自然の形を活かした全体像もステキです。

 

暗くてあまり見えないのが残念だけど。。。内部はやはり柱や天井が凝っててステキ。

 

で、ステンドグラスが劇的にかわいいの!花柄のような絵柄が主なんだけど、大きいのは下の部分が蝶々の羽のように動くの!・・・動かそうと思ったら「ぎーーーっ」っていったのでやめたけど。形とか、色使いとか、もうまるっきり乙女の仕事じゃないですか!きゅーーーん。

  

椅子もとっても座りやすくて、ナイスなデザインなんです。さすがにフラッシュはたけないので暗くていまいちよくわからないけど。。。
椅子もガウディデザイン。

右の写真はステンドグラス部分を外からみた状態。外から見るとしずくのような形になっててこれまたステキ。しかも、ステンドグラスって普通外側からはいろがみえないんだけど、これはみえてるんだよね〜〜。

あ、ちなみにこの教会は本来写真NG。でも管理のおじさんがいい人で撮らせてくれるの。ほかの関係者とかいたらさすがに撮れないらしい。

まわりを散策してもいい感じらしいけど、できれば昼のサンパウ病院のガイドツアーに行きたかったので中を堪能してサクっと帰る。ひとつ手前の駅で降りた人を教会そばでみかけたので、今度はひとつ手前の駅へ。しかし、列車に乗るまでのタイムロスのせいで間に合わず。。。悔しい。

仕方がないのでお昼ごはん。たしか「TAPATAPA」ってお店。大通りにある観光客ウェルカムなお店で、写真付きのメニューが。イカ墨のパエリアとタコのガリシア風、生ハムを頼みます。

 

パエリアは宿の人から「冷凍モノを出してる店もある」と聞いていたけど、レンジでチーンとなったあとにでてきたのにはホントにびっくり。でもおいしかったのでなんでもいいです。生ハムは頼むつもりなかったのに、お店の人に「生ハムはいいの??」と聞かれてついつい。高かったけど、やっぱり現地の名物は食べておかないとね。
生ハムは一口目はちょっと脂っこいかな?と思ったけど、食べすすめるうちにクセになる味で激ウマでした。

で、タコなんですが、これ、ガイドブックでみてすっごく食べたくて期待してたの。タコ好きだし、おいしそうだし。

それなのに、タコ、なんとゆでてあるの!!激マズ!!
マリネ的なものを想像してたこっちがわるいっちゃ悪いのだけど、それにしても、ゆでたタコにオリーブオイルかなんかかけてパプリカの粉振りました、的な料理だったけど、味がタコに染みてなくて、おいしくない・・・。

食後はグエル邸がまだあいてる時間だったのに気づいたので、リベンジ。あそこは屋上みてなんぼですが、地下も興味深かったです。ナイスなお土産も買えたし。

 
グエル邸入り口 右は門のあたりにある鳥(?

 
グエル邸地下 階段もオサレ

 

外からみたグエル邸の屋根・・・ちょっともの悲しいね。あまりみえなくて。写真撮ったそばにいた犬。寄り添って寝てる姿がかわいい。それにしても、バルセロナは犬連れの物乞いも結構いて、この犬も女性の物乞いの連れ犬でした。

そしてシメはグエル公園です。めぼしいものは先に見ておくタイプですが、バルセロナはめぼしいものだらけで最終日にまわってしまいました。

グエル公園はガイドブックによく書いてあるレセップス駅から行くと登りがきつい、とどっかで聞いたので、ひとつ先の駅で降ります。こっちのほうが、楽らしいので。



楽らしいのに、この坂道。なんだこれはーーーー!てっぺんが見えないのだけど。。。エスカレータがあるのが救いだけど、これも途中で切れます。。。



そして、公園の裏っ側の入り口にようやく到達。入るとたくさんのサボテンが自生してます。野生のサボテンなんて初めてみたよ。。。なんとなくヨシュアトゥリーを思い出す自分。

わたしが入った入り口はよくみる写真とかとは反対側のようで、まるっきり散策コースになってます。丘のかなり高い地点にいるので、景色がとてもよい。

  

丘の最高点?には十字架が。登れるんだけど、結構危険です。でもそこからの眺めはとてもよい。
一番右は散策中の展望台?か何かの下。イチイチ凝ってて、自然を活かしてる。

 
右の写真の正面に左の写真がある感じ


さて、少し歩くとやっとこさよくあるグエル公園に辿り着いた!うわーー、タイル!(笑
そして結構広い!タイルはいろんな柄になってて、立派です。弟子が作ったらしいけど、弟子、すごい。
みんな寝転んだりまったりしてて、そういうのって外国人特有のような気がするけど、のんびりした雰囲気がとてもよいです。のんびりされすぎて、人が邪魔で写真をなかなか撮れないのが難点だけど・・・。

 
波打つタイル細工が取ってもステキ


たくさんの柱で支えられてます

  
支えてる柱。天井にはまたタイル画があってとってもステキ

 

そしてお菓子の家。お菓子の家は隣同士に二軒あるの。左の建物はわかんないけど、右の建物は土産物屋になってて中に入れるの。

 

で、当然なんだけど、中もステキ!外からはわからないんだけど、淡い色のステンドグラスがあったり、曲線がステキな階段があったり。

 
グエル公園正面はこんな感じ。一番上がタイルで有名な広場。そして、右もこれまた有名なトカゲ。

左の写真のすぐ隣にはカフェがあるのだけど、ここのトイレの男女の表示がどっちも「もうもれちゃうよ!」って感じでかわいいのーー。

帰りは「行きがきついなら帰りは楽なはず」と思ってレセップス駅へ。しかし、距離も長いし行きで通ってないせいか道もよくわかんなくて後悔。まぁ、あの散策路を戻るのも面倒だったけど。。

  
いつ行ったかわからないカサ・アマトリェール。扉も天井もランプもかわいい!

夜は行く店も決めてなかったので、タパスやらピンチョスやらが並んでてうまそうな店に入る。英語のメニューないって言われたけど、タパスメニューはケースに入って並んでるので指差しオーダーすればいいや、と無駄に気が大きくなってるのでノープロブレムとばかりに入る。

 
タラのピンチョスとスモークサーモンのピンチョス、そしてムール貝の何かにチーズとパプリカとオリーブオイルの何か。


クレームカタルーニャ。焼いてないクレームブリュレみたい。焼いてないの食べたことないけど。とりあえずでかい

晩御飯食べて、旅行はほとんど終了。換金したユーロをほとんど使ったのにカードを切ってるもののほうが多いこの事実・・・。請求が怖いよ!