■ライブ!

荷物をある程度片付けて、時間は17時半。ちょっと早いけど会場に向かう。
開始は19時、まぁ30分はすぎるだろうけど、場所もよくわからないから早め早めのステレオタイプのA型行動。

ロンドンの地下鉄はよく途中で止まる。よくとまるなぁ、と思ってたら、「テクニカルトラブルで少し止まります」だって。散々止まってるのにまだ止まるか。普通にしてるロンドンっ子。ホントに地下鉄よく止まるんだなぁ・・・。結局地下鉄を降りたのが19時頃。早くでてよかった。

さて、地下鉄からは無料シャトルバスがでてるはずだけど、今度はその場所がわからない。でもいかにもライブに行くっぽい子についてったらバス乗り場についた。ほっ。

ロンドンの二階建てバスに揺られ、目的地は近づきます。ガキがテンションあがりすぎて騒いでて「これ以上騒いだらおろすぞ」と怒られてます。どこのガキもバカだなぁ。

会場に着き、ボックスオフィスに行くと今度はチケットがない。海外からの購入だったため、チケットはクレカ持参で会場で受け取り、になってたんだけど、どうにもわたしのチケットがないらしい。

「どこの会社で買ったの?」と聞かれ「会社って何よ・・・」と思い「VISA?」って答えて呆れられ、多少の間を置き「ああ、、、チケットマスター」とやっと答えても見つからず。「お金払ったのよね?」「お金は払った」のやり取りを少し繰り返しても結局見つからず「もういいよ、行って」となる。なんか、、、、お金払ってないみたいで釈然としないけど、、、まぁまた払えって言われるよりいっか。

会場は思いのほかでかくがらんとしてる。こんなとこでライブやんの?そして全然人きてないじゃん。このときは人がきてない理由もわからず、閑散としてるなぁ、あまり人気ないのかなぁ、なんて思いながら端っこでうとうと。疲れてます。だって今日本時間の朝4時頃で、11時間飛行機に揺られてきたんだもの。


広いスペースに布が張ってある。。。ホントにここでやるの?

19時半頃、会場がやっと暗くなる。を!!と思い立ち上がりステージに向かうも。。。なんか違う。


・・・前座。


忘れてた。


海外のライブが19時に始まるわけがない。


前座・・・ ○| ̄|_


やっと出てきたと思ったのが前座で疲れ倍増。しかも音が全然好きでないのでさらに倍。疲れが限界値に近づいてるのを感じる・・・・。


Red Light Company ロン毛も音も何もかも嫌

一曲一曲が始まるたびに、「これで最後にしろ・・」と祈っていた前座は6曲くらい、30分程度演奏して去っていった。次のステージ作りが始まる。やっとか。。。と思い、また暗くなるまでおなか満たしたりしながら待つ。

を!!また暗くなった、、、けど明らかにステージがおかしい。


・・・また前座。


そりゃ前座が二つもあれば人はなかなかこないよな・・・・・。疲れはマックスでもう眠い・・。ネロ、寝ちゃだめだ・・・。二つ目の前座はなかなか興味深かったけど、体力は持たないし込んでるトイレすませとかないとでロクに見ず。


Mobius Band 音は面白かったけど、疲労がピーク

この頃にはいい加減人も入ってて、2000人くらいいたかなぁ?もっといたかなぁ?うわさによると前日は8500人入ったっていうけど、そんなにいるかなぁ?

21時半頃にやっとエディターズが登場!
疲れているものの、ホンモノがやっとでてくると疲れも吹っ飛ぶ!3曲目まではイマイチ乗れずにどうしよう??と思ってたけど、4曲目くらいからはやっとテンションがあがってきた!

1stの曲はアルバムではちょっと音が軽くて物足りなかったけど、ライブでは今だから出せる音がでていて、かっこいい。1stはあまり聴いてなかったのだけど、本当にかっこいいよ。

Lightsでは観客の盛り上がりがすごくて、会場が一体になってる姿がいいなぁ。こっちも興奮。ボーカルのトムはちょっとオーバーアクションだけど、かっこいい。The Racing Ratsのサビの部分で曲の盛り上がりにあわせてピアノに乗っかって片腕突き出してる姿とかかっこいい!どのライブでもやってるようだけど、まぁいいわ(←決まったポージングは好きじゃない)。

体の線の感じとかピアノ弾く姿がコールドプレイのクリスみたい。残念ながらクリスのほうがずっとかっこいいが。


スクリーンを撮ったら亡霊みたいになったトムスミス

PUSH 〜 はトムがアコギでベースの人(えーーっと、ラッセルだっけ)がピアノを弾いてしっとりと。後ろの男が「オ〜〜ゥイッツビューティフォー」と何度もうるさい。歌も一緒に大声で歌っててうるさい。「お前の歌を聴きに来たんじゃねぇ!」のタイプ。

ライブ始まる前になんか話しかけられたけどさっぱりわかんなかったので「言ってることわかんない」っつったのに「どっからきたの?」とかライブ中に話しかけてくるからとりあえず無視してたら英語がわからないと思われたか諦めたかで去って行った。よかった、、、ワンマンショー聴かずに済んで。別の場所とかライブ前なら喜んで話すのだが(←英語を使いたいんです)。たぶん、周りにいる英国人以上にノッてたからだろうなぁ、、、話しかけてきたの。端っこの英国人は案外おとなしい。端にいるくらいだもんな。

さて、スモーカーズやんないのかなー、やんないのかなー、やんないわけないよなーーーと思ってたらラストにキターーーー!うをーーーー、かっちょえーーーーーーー!

それにしても、演奏はすっごくよかったし、トムのオーバーアクション気味の動きも曲とマッチしててよかったし、十分に楽しめたのに、イマイチハマりきれていない自分がいるのはさっきみた「コントロール」のせいだろうか?

初めて聴いたときから「声がイアンっぽい」と思ってたトム・スミスに多少なりともイアンを重ねてしまったのだろうか。うーん、ごめんトム。わたしにはあなたたちに対する愛がまだ足りないみたい。

だって彼らがでてきたときも「をーーー」とは思ったけどそこに「!!!」や「はーと」はつかなかったし。。。バーニーだったらどんなにデブでもおっさんでもハートがつくんだけど。

たぶん正しいSetlist

1.Camera
2.An End Has A Start
3.Blood
4.Bullets
5.The Weight Of The World
6.Escape The Nest
7.Lights
8.When Anger Shows
9.Spiders
10.Lullaby(Covered of The Cure)
11.All Sparks
12.Munich
13.Push Your Head Towards To The Air
14.Bones
15.Fall
16.Fingers in The Factories
17.The Racing Rats
18.You are Fading
19.Smokers Outside The Hospital Doors

前座:
Red Light Company
Mobius Band

このツアーはほとんどこの曲目で、多少の順番を変えてやっていたよう。
ツアー中に毎日セットリスト変えるほどの力量はまだないのかな?結成5年なら無理か。

知らない曲が二曲。カバーと18曲目。
Fallはあまりやらないみたい。公式ページのフォーラム内では驚きの声が。ワタクシラッキーだった模様。

帰りの地下鉄は眠くて眠くて、でも知らない土地の地下鉄で寝るわけにはいかないし、眠気との戦いが大変でした。。。何度も落ちてたら向かいの紳士に笑われてたような気がする。

家に帰ってからロンドンでのライブのことを調べたら、あそこは交通の便が悪いし開始が遅いから帰れなかったよ!とか音が悪いとか初日はテクニカルトラブル(というか誰かが機器にビールをかけたらしい?)で後半は音が悪かったとか。

交通のことはともかく東京ドームのあとのせいか音は全然気にならなかったし、たぶん変な機材トラブルもなかったし、よかったなぁ、ホント。わたし行ったの二日目だし。

エディターズの公式ページはファンが撮った写真を共有するフォーラムまであって、すげぇ。おおらか!まぁ、撮影許可してるくらいだしね、共有したっていいよね。