■ロンドン観光 一日目

◇3月7日

前日はホステルに戻ったのが12時過ぎ。すぐに寝たけどさすがに疲れてるので旅先では珍しく朝はゆっくり、、、と思ってたのに、同室の方の朝が早く(5時)、歩くたびに床がきしんで目が覚める。二度寝しようと思ったけど寝付けず、結局6時起き。

外は朝から雨。雨は濡れるしかさは邪魔だしでうっとおしいけど、しとしと降る雨はいかにもイギリスっぽい。でも出かける前にはやんでてよかった。

何を見るかくらいは決めてたけど順番とかルートとかは全然決めてなかったので、とりあえず国会議事堂(ウェストミンスター宮殿/ビッグベン)に行く。

つもりが、いきなり地下鉄を乗り間違える。前途多難です。戻ってまた乗る予定ではない地下鉄に乗ったんだけど、たまたま目的地に行く路線だったので結果オーライで目的地へ。

駅を出ると、をーーーーー、ロンドンアイ!ビッグベン!イギリスーーーー!(笑

  
ロンドンアイ!ビッグベン!
ビッグベンは以前は宮殿で、今は国会議事堂らしい


    
左の写真がお気に入り。角度がちょっと悪いが。
ビッグベンの時計部分、遠くから見てもトゲトゲしてて細かいけどよくみると本当に細かい。
一番右はウェストミンスター寺院 左側の真ん中部分に時計がはまってます。
イギリスの教会は外側に時計がついてるのが多くて興味深かった。パブとかも。


まわりには観光客もたくさんいるし自分も観光客丸出しでわーーーーってみてると、いきなりおばさんが寄ってきて「今日は子供がどうたらの日なの〜〜(救われない子に愛の手を、的な)だから寄付ちょーだい!」って感じでよってきて無理やり胸に花のかざりをつけようとする。えーーー、寄付かぁ、でもしょうがないなぁと思って財布を出そうとしたとき、観光客狙いの詐欺だと気づく。よかったーーーー。無理矢理断ったらまた別のおばさんが寄ってきて、いらねぇ!というと「shit!」だって。ひどいよーーー。騙されてる人もいた。どこでもこういうのってあるんだなぁ。ってか日本ではないけど。

ロンドンアイに乗ると10ポンドだか15ポンドだかかかって高いので、遠目に眺めるだけでロンドンブリッジへ向かう。ロンドン橋落ちた〜〜、のロンドンブリッジだよね?

しかし、気づくとタワーブリッジにいた。ガイドブックでみたのはタワーブリッジ、駅の名前がロンドンブリッジなので目的物の名前を間違っていた模様。

  
タワーブリッジ。ここもお値段が高いから登らず。。。結局ロンドンではどこにも上らなかった。
右はスイスリ社だかのビル。タケノコ!このあとバルセロナでもタケノコビルをみることになるとは思わなかった。


次はセントポール大聖堂に向かう。・・・がとりあえず寒い。空気も冷たいし、ビル風なのか風が強くてとにかく寒い!ので目に付いた紅茶屋さんに入りお昼ご飯&暖を取る。イギリスで紅茶飲みたかったのでちょうどよい。

イギリスはとにかく物価が高くて、紅茶の種類もよくわからないのでイングリッシュブレックファストという一番安い紅茶を頼む。昼なのにね。紅茶、ストレートで飲むとちょっと渋いのだけど、ミルクを入れると超うまい!わたし普段はミルクティは飲まないのだけど、これはミルクティがうまーーーい。さすがイギリス、本場。ミルクもやたらさらさらしてて、日本で使うミルクとは違う感じなんだよねー。なんだろう、アレ。

  
「TEA」という紅茶屋さん。茶葉も売ってたけどちょっと高かった。セントポール大聖堂。右側に時計

休んでおなかもみたしたら疲れやら寒さも復活したので、目前のセントポール大聖堂へ。その後、ビル風で寒い同じ道を戻って地下鉄に乗るのも面倒だなぁという思いと、「これだけ地下鉄が張り巡らされていれば、適当に歩いてもどこかの駅につく」の考えのもと適当に歩き始める。・・・一応「この辺を目指す」という目的は持ってます。はい。


  
左:サマセットハウス。衛兵はやっぱり動かないけど、馬だけたまに動く。
右:COURTって書いてあるから裁判所だよね?教会みたい。


  
裁判所にも時計、街中にも時計。イギリス人って腕時計持ってないの??

テクテクテクテク歩いて、↑みたいなのを横目にテクテクテクテク歩いてたら



ナショナルギャラリーに着いた。子供が何人もライオンに乗ってて、自由。
そういえば、ロンドンは地下鉄の通路に「ライブスペース」的なものが設置されていて(床にペイントしてあるだけだけど)、ストリートミュージシャンがそこで演奏してた。ストリートミュージシャン用のスペースを用意するなんて、粋だね。



ナショナルギャラリー前の広場ではアーティスト?が絵を描いていた。注意する人がいるわけでなし、海外のこういう自由な雰囲気ってすき。ほかにもなんかやってる人もいたし。

さて、わたしは芸術にはうといのでここには来る予定はなかったのだけど、せっかくきちゃったしゴッホのひまわりがあるようなので見てから移動することに。

絵画はさっぱりなので、ほかの作品には目もくれずひまわりを目指す・・・。をーーーー、あった。ひまわり!ってか、ひまわりよりも隣にある「蟹」の絵に目を奪われる。何故、蟹?

  蟹に興味があ方はコチラどうぞ → http://www.vggallery.com/painting/p_0606.htm

絵画に興味はなくても、ひまわりはなんとなくいいかもなぁ、、、と思う。絵の具べったり塗ってべったり感で花びらをあらわしてるところがいい感じ?べったりべったりって、ゴッホが泣くね。そのくらい絵画はわからないんです。

ひまわりもみたので次へ移動。まぁ明確な目的もないので地図みて面白そうなところ目指して歩いてると、セントジェームズパークという公園についた。まっすぐ行くとバッキンガム宮殿。翌日衛兵交代みにくる予定だけど、まぁみてみるか、、、ってことで公園を抜けて宮殿に向かう。公園の中は野鳥やらリスやらの小動物がたくさんいてほがらか。大都会なのにねー。

のんびりと公園を歩いて、宮殿に着く。衛兵、立ってるなーーー、身動きを取るのは監視?かなんかで横に歩くときだけ。くしゃみとかしていいんだろうか?トイレは?衛兵交代のイベントは隔日だけど、この人たちって何時間働いてるの?とか小学生みたいな疑問がたくさんでてきます。

  
逆光すぎてよくわからない写真に・・・。国旗が掲揚されているので女王様は在宅中。
横のほうにあった門が立派。


さらに歩いてピカデリーサーカスへ。リージェントストリートのリーゼントっぷりとアストリアが目的。
そしたら、思いがけずフレディ(マーキュリー/QUEEN)に遭遇。



フレディといえばこのポーズしかないのか??

ここで「We Will Rock You」の舞台をやっているよう。ちょっとみてみたかったけど、英語だし、歌ってるのはフレディじゃないしね・・・。目的のものをみて、大英博物館も近かったけど、すでに25000歩歩いててこれ以上歩くと翌日に響きそうなので撤退(=帰宅)。


  
左:リージェントストリート なぜわざわざ曲線に建物を建てる?
右:アストリア レディオヘッドもここでライブを


アストリアはついに閉館が確定したらしい。この辺の地区の再開発と、建物自体の老朽化が理由だっけ?UKロックファンにはなじみのある建物だけに、わたしも残念。

宿でちょっと休んで、晩御飯にでます。イギリスにきたらパブに行かないと・・フィッシュアンドチップス食べないと・・・と思いつつ、日本でもバー系の店には一人で入らない(酒も飲めないし)のに怖いなぁ、と思いつつ、「ここで入らないと英語も通じないスペインでバルに入れない!」と思い、決意を固める。

で、駅のそばにある「イギリス一うまいフィッシュ&チップス!」と書かれたパブに入る。このパブに限らず、どこのパブも人でいっぱい。金曜だったからかな?とにかくみんなビールとかワインとかアルコールばかり飲んでる。でも、酒好きだなぁというよりも、外にでて家族や恋人や友人と楽しく語らいの場を持ってる、で、それが日常的になってる、って言う感じでステキなのです。いい方向に物事を受け止めすぎでしょうか。


イギリスイチうまいらしいフィッシュ&チップス。量が多くて半分が限界。衣サクサクでおいしかったんだけど。
背後に見えるのはええ、ビールです。「イギリスのパブにきたらビール飲まないと!」精神ですが、三分の一が限界。


さて、うすうす気づいてはいたんですが、このパブでは自分の英語力低下をまざまざと実感させられました。パブのねーちゃんに同じことを必ず二度(もしくはそれ以上)言ってもらいました。ねーちゃん、若干イギリス英語の発音がきつくて聞き取りにくかったってのもあるんだけど。。。言い訳です。英語ーーーーー。