■ロンドン観光 二日目

朝はゆっくりするつもりだったのに、前日ビール飲んで気持ちよくなって20時くらいに寝ちゃったせいで、早く目が覚める。望むにしろ望まないにしろ、旅先では早起きしかできないのだろうか、わたしは。

この日は11時半からのバッキンガム宮殿の衛兵交代を見に行く予定で、それまでは余裕があったのでのんびり支度をしていたのだけど、昨日10ポンドをケチって中に入らなかったウェストミンスター寺院にやっぱり入りたいな、、、と思い、衛兵交代の前に見に行くことに。10ポンド=約2200円です。渋る値段でしょ?

外からステンドグラスの多さをみてやっぱり入りたい、、、と思ったんだけど、中はやっぱり荘厳でステキ!ここは英国王室の伝統行事も行われることが多いようで、故ダイアナ元妃の葬儀もここで行われたそう。時間がないのでパパっとしか見られなかったけど、入って満足です。もっとゆっくりみたかった。前日みておけば・・・。

その後、バッキンガム宮殿に向かいます。当初は1時間前に着くように行く予定だったけど、着いたら30分前だった。宮殿の前はすでに大勢の人だかりができているけど、時間が近づくにつれどんどんどんどん人が増えてくる。こんなんなら毎日やればいいのに、、、とちょっと思う。

衛兵交代向けなのか、会場?の警備も騎馬警官が行っています。正直馬に乗る必要なんか一個もないような気がするんだけど、衛兵交代という儀式が行われる場なので馬がマッチしてます。

そうこうしているうちに、宮殿の向かって右のとおりから赤い服きた騎馬警官たちが現れた!あれ?でもモスクワ的な帽子をかぶってないよーーー。



しばらく待っていると、今後は宮殿の向かって左のほうからなんか音楽が聴こえてくる・・・。あらーーー、鼓笛隊?衛兵交代って鼓笛隊までいるのね!いろんな音楽を奏でながら、衛兵たちが一列に並んで行進してきます。正直、遠くてよくみえなかったのだけど、このクソ寒いのに素手で楽器弾くの大変だろうなぁ、、、とかつまんないことばかり考えていました。交代なんて「おー、お疲れ」だけで済ませればいいのに、とか。

  
とにかく人が多い。宮殿の紋章的なものが立派

  
鼓笛隊と銃を持った兵隊さん。銃社会に生きてないので銃は怖い

  
交代はすでに終わっています(そのはず)。何の儀式かすらわかりません

さて、衛兵さんも寒いだろうけどわたしの寒さも限界。おなかもすいてきたし暖を取りたいのでご飯を食べることに。どっか栄えてるところに行きたいなーと思い、コヴェントガーデンに向かいます。

コヴェントガーデンは札幌でいうと大通りを大きくしたような感じのところ。駅を降りたらもう広場で人やお店がたくさん。大道芸や音楽を演奏してる人も。あとから気づいたのだけど、地下鉄にですら「週末にコヴェントガーデンに行くの?コヴェントガーデン駅は込むよ!その近くの駅から歩いて何分だから違う駅から行きな!」のシールがたくさん貼ってあった。

ふらりふらりとお店をみて、おなかがすいてたので適当なお店に入る。英語もロクに話せない上に海外のレストランのシステムもよくわからないので、まぁ困りますね。オーダーの仕方とかさ。勝手に席についていいのかとか。

で、それとは関係ないんですが「チキンでいっか」と頼んだものがが「チキンの肝臓のパテ」であることに注文後に気づいたり。内臓系は苦手なのにーーーー。お店の人のお勧めに従って本日のスープにしておけばよかったよ・・・。


チョコみたいのが肝臓のパテ。濃いオレンジのはオニオンのマーマレード。オニオンはおいしかった。

なんとなく不満足なご飯を終えると(100%自分のせい)、あらーーー、パエリアを出店で売ってるよ。おいしそう・・・。しかし、パエリアはスペインで食べるんだ!

コヴェントガーデンをでて、今度は大英博物館に向かう。途中で見かけたお茶屋さんでお土産買ってたら雨がしとしと。イギリスにいるあいだだけは雨が降っても許せます。だってイギリスだもん。寒いのだけはなんとかしてほしいけど。


大英博物館。無料で入れるからきました。

アジア的なものや絵画的なものには興味がないので、古代ローマ的なものを中心にみました。
通りかかりにミイラ部屋があって、子供が大喜びしてた。

  
エジプト的エリア とにかくでかい

  
ちょっと優雅な彫刻

  
有名な神殿だった記憶。覚えてない・・・

  
基本的に戦ってる彫刻が多かった。時代背景だろうか

  
ステキな時計!キンピカーーー


この時計、丸い玉が秒針になってるの。玉が左右に動いて2秒だったかな?


これは時計じゃない。ただのステキなキンピカ

すごい広くて貯蔵物もたくさんあるのに全部タダ!イギリス行ったら行ったらいい。きっと興味のある分野があるはず。
人物像が首がないのが多かったんだけど、まぁそりゃ千年以上経ってたら首もどっか行っちゃうよね。。。

さて、大英博物館がイギリス観光最後の目的地。まだ時間もあるのでハロッズに行ってみる。


夜になるとライトアップ

ハロッズは入り口に警備がずらり!客みてる!怖い!!たまたま地下鉄から一番近い入り口だったから警備が多いことに気づいたけど、それにしても怖かったよーー。もしかしたら、ハロッズ前で毛皮反対的な抗議集会が行われていたから、それで警備が多かったのかも。

一階の造りが凝っていて、エリアごとに内装が全然違う。買い物なんてしないけど、みてるだけで楽しい。あ、スコーンだけ買った。0.4ポンド。さすがにスコーンは庶民的価格だった。

  
左:エジプトエリア なんでエジプト?と思ったけど、オーナーエジプト系だっけ
右:惣菜売り場 惣菜売り場ですらオサレ!


  
左:スイーツ売り場 かわいい
右:ダイアナ元妃とハロッズオーナーの息子だった恋人 中央にはリング


疲れたのでこの日は、というかロンドン観光はハロッズでおしまい。

地下鉄に乗ってると頻繁に聴こえてくる「ヒースロー空港ほにゃら〜〜」「トラベラーはほにゃら〜〜」がずっと気になってたんだけど、帰りに駅で「明日は地下鉄部分閉鎖するから空港までは地下鉄では行けないよ。行くならヒースローエクスプレス使いな!」の張り紙を発見。使えって簡単に言うけど、ヒースローエクスプレス高いじゃんか!キーーーッ

翌日高い交通手段で空港に行かなければならなくなったので、晩御飯はしょうがなくサブウェイ。ファーストフードは避けようと思ってたんだけど、イギリス物価が高いんだもん・・・。サブウェイのサンドイッチ、おいしかったよ。